
10月3日にオープンした、太刀洗平和記念館を訪ねてきました。
以前の駅舎を改造した建物(これも結構味わい深い雰囲気でした。建物は、まだ残っています)から比べるとずいぶん立派に生まれ変わっています。
ここには、97戦と零戦32型が展示されています。どちらも現在ここでしか見る事ができない貴重な物です。

館内は、基本的に写真撮影禁止ですが、特別に零戦のみ撮影可となっています。

胴体は、ツギハギだらけで残念ながら状態は、あまり良くないようです。

コックピット内の様子です。計器パネルは、腐食が激しくかなり傷んでいます。
98式射爆照準器は、状態が良さそうな物が取り付けられています。

32型の特徴である、角ばった翼端です。

2階の回廊から見た姿です。やはり零戦は美しいですね。ほれぼれしてしまいます。

栄エンジンも展示されています。
シリンダーの冷却フィンが美しいです。
近くで見ると、迫力があります。
いまにも1,000馬力の咆哮が聞こえてくるようです。
たとえ錆付いた鉄の塊となっても、凄みのあるオーラを放ち続けています。

脚部の様子と翼から突き出している20ミリ機関砲の砲身です。
長砲身の九九式2号銃のようです。

左翼の下に計器パネルのレプリカが展示されています。
せっかく作ってあるのに悪いのですが、どうも色が違う感じで計器の文字盤も印刷のようなので、ちょっと安っぽくいかにも作り物のような印象です。ボロボロでもコックピット内の本物の計器パネルの迫力には、ちょっと及びませんね。

九九式20ミリ機関砲(2号銃)も展示されています。
敵機に向かって火を噴いたのだろうか?どのような運命で今ここにあるのか?様々な想いが頭をよぎります。
いろいろな本に、32型は不評で失敗作だったように書かれていて、零戦好きには、悪い印象として刷り込まれていますが、この零戦の傍らにある解説書には、当時ラバウルで戦った搭乗員の方の手記が載っていて興味深いことが書いてあります。
この方によると、(21型と比べてだと思いますが)32型は上昇力と速度が非常に速く、好んで32型を選んでいたそうです。機銃も2号銃で威力があり、32型ならどんな敵戦闘機とも互角かそれ以上に戦え、航続距離も十分だった。・・らしいです。
ちょっと32型の見方が変わりました。
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